体はやさしい力を求めています。
腰痛や肩、首の痛み、その他の不調は体の歪みが原因の場合がほとんどです。
病院で異常がないと言われた不調や、マッサージや電気療法では良くならなかった不調が整体で良くなるのはその根本である歪みを元に戻すからです。
体の循環こそ、不調を改善する鍵
もともと私たち人間には自然治癒力が備わっています。
弱ったら自分の力で治す力です。
例えば、転んで膝をすりむいたら勝手に治ります。
骨折もお薬で治してません。
自然治癒力でひっつきます。
この自然治癒力が働きにくくなると、ケガや不調が多くなったり、回復せずに何年も腰痛が続いたりします。
簡単に言えば、この自然治癒力こそ体の循環(血流)です。
試しに、片方の親指をぎゅっと握ってみてください。
どうなりますか?
- まず色が紫色になります。
- それは血が回らなくなったからです(循環しない)。
- そうすると次にその部位は冷えます。
- そして硬くなります。
- そのまま放っておくと痛みやしびれになります。
冷えてかたくなったのがコリです。
肩こりや不調がお風呂で温めると軽減した経験があると思います。
あれは血流が良くなったからです。
血流が悪くなる原因
次に、血流が悪くなる原因がいくつかあります。
- 食事(栄養)
- 運動(不足ややりすぎ)
- ストレス
- 姿勢
食事
細胞には様々な栄養が必要なのですが、脂ものやかたよった食生活だと血液がねばり、血流が悪くなります。
運動
全身に血液を送るには適度な運動が必要です。老化で病気になるのではなく、歳をとると運動が減り、血流が悪くなり内臓へも栄養がいかなくなることが病気の一因です。
ストレス
私たちのからだは太古から続く機能があります。
昔は毎日ご飯が食べられる事はありませんでした。お腹がへっていると力がでません。
そんな時にマンモスなど獣に襲われるとひとたまりもありません。
そこで人間に備わっている危険なときに一時的に力を出すのがアドレナリンというホルモンです。
危険を感じるとこのホルモンがでて、心臓をバクバク動かし全身に血液をおくり体を動かし、マンモスから走って逃げることが出来ます。
この機能は現在も残っていて、人間関係でストレスを感じた時にも発動します。
しかし、現代はストレスを感じたからといってにすぐ走り回ることはありません。
つまり、血液が多くなりすぎて体のなかで渋滞を起こすようなものです。
すると血液はねばり、血流が悪くなります。
姿勢
姿勢(歪みやねじれ) が崩れると、
それをかばうために体のあちこちが歪んだりねじれたりして不調が起こります。
私のこれまでの経験から腰痛や体の痛みの多くはこの歪みやねじれから起きています。
実際に頭痛のあった方が整体で頭痛がなくなるのは、体を整えたことで、循環がよくなり、自然治癒力で回復したのです。
体はやさしい力を求めています
整体をするときに特に重要なのが、
この「やさしい力です」 痛みや不調があるということは、体は疲れているということです。
そんな時に強い衝撃を受けると、体は逆にこわばってしまいます。
例えば、あなたが疲れていて静かにゆっくり過ごそうとしていたり、疲れて眠っている時に大きな音を隣の部屋で鳴らされたり、体をゆさゆさと揺さぶられるとイラっとしませんか?
これと同じで、体もケガや不調で弱っているのに強い力や衝撃はかなりのストレスなのです。
当院の患者様に感想を聞くと、
「失礼ですが、ちょっと触っているだけのように感じるのにこんなに変化があって驚きです」
「ちょんちょんとされてるだけの様なのにめっちゃ体が軽くなりました」
というお声を頂きます。
修業時代も含めると17年この仕事をしていますが
患者さまの多くは痛みや不調が問題なのではなくその不調により思った通りに出来ないことが問題なのだと知りました。
もっと言うと、自信を持ちたいのです。
つまり、体の不調は心の不調でもあるのです。
私たち人間は自然の一部です。
なるべくあるがままの方法で、
元に戻すほうが結果として健康でいられます。
熱が出たら冷やすように、硬くなっていたらやさしくほどいてあげる。 その様な人間らしさを大事にして試行錯誤をして今の治療方法にたどりつきました。
ぜひ、私の施術を受けてみてください。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。